私がオリエンテーションのスタッフをやっている時に沢山の聞かれたのが「アメリカで学校に通いながらアルバイトはできますか?」という質問。留学ってお金がかかるし、アメリカでバイトをして少しでも費用を負担できたらなーって思っている人も少なくないと思います。なので今日は留学生のアルバイト事情について書きます!
まずはじめに、アメリカで学校に通いながらアルバイトが出来るかという質問の答えは「YES」
アメリカにいる留学生にはOn-campus JobとOff-campus Jobというアルバイトの選択肢があって、On-campus Jobというのは学校の敷地内でやるアルバイト、そしてOff-campus Jobは学校の外、主にレストランなど公共の場所でアルバイトをすることになります。
*そもそも、学生ビザで来ている留学生が学校の外で働くということは禁止されています。なぜなら留学生は働きにアメリカに来たのではなくてあくまでも勉強しに来ているから。アメリカで働きたいっとなったらそれように違うビザが必要になります。なのでOff-campus Jobは就労ビザや、授業の一環でないかぎり違法になりますのでそれなりのリスクがあるということを覚えといてください。
- On-campus Jobの特徴 -
学校内で働ける場所はカフェテリア、売店、カフェなどのサービス系からチューターやプロフェッサーのアシスタント、それから私もやっているオフィス系の仕事までたくさんあります。働ける時間は週に20時間まで。学校が手続きをしてくれるので完全にリーガルです。
▽主なメリット
・学校なので土日が基本的に休み(イベントなどで働かなければ行けない日もありますが。。)
・Social Security Numberの発行の手続きをしてくれる
・レジュメに堂々と書ける
・推薦状とかを書いてもらうときに頼める
・学業を優先してくれるので融通がきく
・学校で働いている色々な人と知りあえる
ソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)はアメリカの国家社会保障制度の加入番号で詳しいことはあまり分からないので色々言うのを辞めておきますが、携帯を購入するとき、アパートを借りてガスや電気を申し込むときにこのSSNがあると保証金を払わなくてもよくなったりあったらとても便利です。
▼デメリット
・クラスがキャンセルになっても学校へ行かなくてはいけない
・1日が忙しい(スケジュール次第ではクラスへ行ってバイトへ行ってお昼食べる時間がなかったりもする)
・競争率が高いので働きたくても受かりにくい
デメリットは殆ど思いつかないのですが、しいて言うならばこれくらいかなーと思います。
- Off-campus Jobの特徴 -
今まで私は学校の外で働いたことはないのですが、私の周りでは何人か働いている友達が居ます。主な働き場所は日本食レストランやファストフード店など、飲食系が殆どです。もう一度言いますが、就労ビザがない限り日本人留学生が学校外で働く事は禁止なのでアンダーテーブル、つまり違法で働く事になります。
▽主なメリット
・時間に制限がないので場所によっては好きなだけ働ける
・レストランなど飲食系だとまかないがもらえて食費が浮く
くらいしか思いつかない!
▼デメリット
・車など交通手段がないと厳しい
・場所にもよると思いますが、学校との両立が難しくなる
・違法なので見つかったら強制送還の場合もある
・土日に休みがない
実際にアメリカで学校外で働いている子達はたくさん居ます。都会の方に行けば行くほど、日本人も働けるような場所も増えてサンディエゴに居た時は友達のほとんどがアンダーテーブルでバイトをしていました。バイトに集中しすぎて学業がおろそかになってしまっている子もいれば、きちんと両立している子も見ましたので一概にオフキャンパスがダメだ。とはいいきれないのですがある程度のリスクは考えたほうがいいと私は思います。
私の意見は学校内で働くOn-campus Jobの方が絶対にオススメです。私も最初のころは学校で働くのはlameだとか、面倒そうだなとか思っていましたが実際にやってみてこんなに良い仕事はないと思っています。(笑)
すでに書きましたが自分が成長出来るようなチャレンジングな事をやらせてやらせてもらえてしかもお金までも貰えるが土日の休日は確保できる。レジュメやアプリケーションにもバシバシ書ける。そして学校で知り合いも増えれば学校に行くのが楽しくなります。なんて素晴らしくないですか。(笑)
それでも留学先でのアルバイトへの意見て人それぞれ沢山あると思います。親への負担を減らしたいからアルバイトをしたかったり、自由に使えるおこづかいが欲しから働きたいだったり、お金じゃなくて経験としてなにかやってみたい!だったり、勉強しに来ているので留学生は働く必要はないとか、人によって考え方も色々です。なのでアルバイトをするかしないか、またはどんな形でアルバイトをするかはあくまでも個人の選択だと思います。
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